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サピエとは

サピエの歴史

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「IBMてんやく広場」

1988年から1992年の出来事
1988年 日本IBMが社会貢献事業で「IBMてんやく広場」を開始。通信拠点(プリンティングセンター)11か所を設置し、点字データの共同作業始まる。
1991年までにパソコン約1500台を設置する。
1991年 全国的なパソコン通信ネットワークを確立
1992年 経済的自立を目指して、都道府県単位で各センターの予算確保

「てんやく広場」

1993年度

「IBMてんやく広場」から「てんやく広場」に改名
社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会 点字図書館部会 特別委員会として位置づけ運営事務局を引き継ぐ
運営事務局(岐阜訓盲協会)、ホスト事務局(日本IBM)

1993年度の出来事
1994年03月 「てんやく広場」ネットワーク公開(試行)

1994年度

会員数: プリンティングセンター 60、施設会員 7、個人会員(視覚障害者) 158名
運営事務局(岐阜訓盲協会)、ホスト事務局(日本IBM)

1994年度の出来事
1994年11月 国立国会図書館点字図書・録音図書総合目録(AB01)テスト稼働
1994年12月 個人会員の点字データの直接ダウンロード利用始まる。
1995年02月 オンラインリクエスト試行開始
1995年03月 ホスト移転先を日本ライトハウスに決定

1995年度

会員数: プリンティングセンター 67、施設会員 15、個人会員 256名
運営事務局(岐阜訓盲協会)、ホスト事務局(日本IBM)

1995年度の出来事
1995年10月 点字出版目録導入準備
1996年01月 「医道の日本」共同点訳開始
1996年03月 ホスト移転作業

1996年度

会員数: プリンティングセンター 67、施設会員 24、個人会員 344名
ホストセンター(日本ライトハウス)  運営事務局(岐阜訓盲協会)

1996年度の出来事
1996年04月 ホストセンター新体制でスタート
1996年05月 新規加入プリンティングセンター入会審査マニュアル作成
1996年06月 オンラインリクエスト実施宣言(予告)

1997年度

会員数: プリンティングセンター 70、施設会員 33、個人会員 423名
ホストセンター(日本ライトハウス)
運営事務局(視覚障害者生活情報センターぎふ→北海点字図書館

1997年度の出来事
1997年05月
〜1997年11月
「てんやく広場」の課題分析検討(課題検討委員会)
1998年02月 「てんやく広場」基本構想の策定(基本構想検討会議/運営委員会)

「ないーぶネット」

1998年度

会員数: プリンティングセンター 73、施設会員 36、個人会員 583名
事務局(日本ライトハウス)

1998年度の出来事
1998年07月 7月2日、「てんやく広場」総会にて、「てんやく広場」発展的解散
全国視覚障害者情報提供施設協議会(当時)に移管される。
1998年09月 「ないーぶネット」と改称
1998年12月 新システム開発委員会発足(インターネット対応新システムの開発開始)

1999年度

事務局(日本ライトハウス)

1999年度の出来事
1999年04月 インターネット版ないーぶネット(新システム)開発開始
1999年06月 全視情協の名称を「全国視覚障害者情報提供施設協会」へ変更
1999年11月 平成11年度厚生省補正予算として、 「点字図書情報ネットワーク整備事業」が日本点字図書館に予算化される。
1999年12月 日本点字図書館と全視情協の協議の結果、両者協力のもとに、「点字図書情報ネットワーク整備事業」として、全視情協が運営する「ないーぶネット」の構築を行うことを合意。 「ないーぶネット」はネットワークシステムと図書管理システムがひとつになったシステムとなる。
2000年01月 日本点字図書館及び全視情協、双方からの委員による「点字図書情報ネットワークシステム委員会」発足、開発開始。

2000年度

2000年12月25日現在
会員数: プリンティングセンター 80、施設会員 38、個人会員 678名
事務局(日本ライトハウス)

2000年度の出来事
2000年04月 インターネット版ないーぶネット(新システム)試験運用開始
2000年12月 図書管理システム(N-LINK)、第1次リリース版配布
2001年01月 著作権法の改正により、点字データの公衆送信が可能になる。
2001年02月 インターネット版ないーぶネット(総合ないーぶネット)本格運用

2001年度

2002年3月31日現在
会員数: 施設・団体 130、個人会員 1,732名、テレフォニー個人会員:74名

2001年度の出来事
2001年10月 個人会員へ協力金のお願い開始

2002年度

2003年3月31日現在
会員数: 施設・団体 155、個人会員 2,634名、テレフォニー個人会員 88名

2002年度の出来事
2003年03月 ないーぶネット改造作業(CPUとWeb回線の増強)
「ないーぶネット」に関して、全視情協と日本点字図書館が覚書を交わす。(3月14日)
「ないーぶネット」での書誌情報オンラインリクエストにより、不要となった国会図書館のAB01データを削除。ないーぶネット旧システム(DOS版)を停止。(3月31日)
盲学校情報ネットワークと「点字データの扱いに関する申し合わせ」(3月31日)

2003年度

2004年3月31日現在
会員数: 施設・団体 166、個人会員 3,386名、テレフォニー個人会員 88名

2003年度の出来事
2004年02月 「ないーぶネット」のメンテナンス時間を変更(以後、水曜の16時〜21時)

2004年度

2005年3月31日現在
会員数: 施設・団体 176、個人会員 3,934名、テレフォニー個人会員 90名

2004年度の出来事
2004年06月 次期ないーぶネットの構築と視覚障害者情報提供施設の将来について、各ブロックで館長会議を開催(〜7月)
「視覚障害者のための豊かな地域サービスをめざして-視覚障害者への情報提供施設のあり方」をまとめ、 理事会直属の「次期ないーぶネット構想プロジェクト」を立ち上げ、厚生労働省への要望のための新システム案を検討(11月〜3月)
2004年11月 「ないーぶネット入会マニュアル」承認・実施(11月)

2005年度

2006年3月31日現在
会員数: 施設・団体 180、個人会員 4,385名、テレフォニー個人会員 90名

2005年度の出来事
2005年11月 「ないーぶネット新システム」検討作業開始(現「ないーぶネット」を生かした形での必要最小限の改修を行う。 システム受託施設である日本点字図書館の全面的な協力を得て行われた)

2006年度

2007年3月31日現在
会員数: 施設・団体 185、個人会員 4,776名、テレフォニー個人会員90名

2006年度の出来事
2007年02月 「ないーぶネット新システム」研修会(東京・大阪)開催

2007年度

2008年3月31日現在
会員数: 施設・団体 192、個人会員 5,305名

2007年度の出来事
2007年04月 「ないーぶネット」新システム稼働(テレフォニー機能終了)
書誌データの登録がインターネット上で行えるようになるなど操作性が向上し、アクセスもスピードアップした。
2007年06月 「ないーぶネット利用規約」の一部改定(平成19年6月21日付)
新システムに移行したことによる規約上の齟齬を見直し、全視情協加盟施設・団体の「ないーぶネット」利用料免除(第7条3項)の明文化。
2007年07月 著作権法の改正(平成18年12月)により視覚障害者向けの録音データの公衆送信可能になる。
2008年03月 「視覚障害者に対する新たな情報提供システムに関する研究」報告書作成
厚生労働省「平成19年度障害者保健福祉推進事業」の採択を受け、外部のネットワーク関係の専門家、学識経験者等を交えた委員会を構成し、情報収集活動、調査活動を行った。

2008年度

2009年3月31日現在
会員数: 施設・団体 198、個人会員 5,772名

2008年度の出来事
2008年04月 事務局、サポートセンター体制の変更:全視情協事務局長が「ないーぶネット」事務局長を兼任。
日本ライトハウス盲人情報文化センターに「ないーぶネット」サポートセンター業務を委託。
2008年04月 「ないーぶネット改修版」に向けて、「ないーぶネット」機能を修正・追加するために、「ないーぶネット追加改修メニュー検討会」開始
2008年11月 公共図書館向けに「ないーぶネット」を紹介するパンフレットを製作し、全国の障害者サービス実施館に郵送して、「ないーぶネット」の利用を勧める。

2009年度

2010年3月31日現在
会員数: 施設・団体 205、個人会員 6,105名

2009年度の出来事
2009年05月 平成21年度厚生労働省補正予算「視覚障害者情報総合ネットワーク」構築事業を日本点字図書館が受託。全視情協が全面的に協力し開発を開始する。
2009年09月 「ないーぶネット」改修版運用開始

「サピエ」

2010年度

2011年3月31日現在
会員数: 施設・団体 223 個人会員 8,404名(A会員:8,363名、B会員:41名)

2010年度の出来事
2010年04月 視覚障害者情報総合システム「サピエ」運用開始
音声デイジーデータ(びぶりおネットのデータを吸収)を加えた他、地域・生活情報、図書製作支援を含む総合システム。 サピエのシステム管理は日本点字図書館、運営は全国視覚障害者情報提供施設協会
2010年10月 10月1日より携帯電話サービス(サピエモバイル・デイジー館)が開始される。

2011年度

2012年3月31日現在
会員数: 施設・団体 237 個人会員 9,962名(A会員:9,870名、B会員:92名)

2011年度の出来事
2011年09月 9月1日より、デイジーオンラインサービスが開始される。
2011年03月
〜2012年03月
2011年3/14号〜2012年3/9最終号まで、東日本大震災の被災視覚障害者のための生活情報として、「点字毎日特別号外」を地域・生活情報にデータアップ

2012年度

2013年3月31日現在
会員数: 施設・団体 261 個人会員 11,208名(A会員:11,080名、B会員:128名)

2013年度

2014年3月31日現在
会員数: 施設・団体 271 個人会員 12,475名(A会員:12,302名、B会員:173名)

2013年度の出来事
2013年12月 シネマ・デイジー登録開始
2014年01月 国立国会図書館視覚障害者等用データ送信サービス始まる。

2014年度

2015年3月31日現在
会員数: 施設・団体 291 個人会員 13,446名(A会員:13,220名、B会員:226名)

2014年度の出来事
2014年06月 国立国会図書館の視覚障害者等用データ送信サービスがサピエを通して利用可能になる。

2015年度

2016年3月31日現在
会員数: 施設・団体 312 個人会員 14,380名(A会員:14,102名、B会員:278名)

2015年度の出来事
2015年06月 「地域・生活情報システム」と「図書製作支援システム」のサーバーをクラウド化する。
2015年07月 ポータルサイトの内容を一部変更(「お知らせ」は廃止)。「情報広場」および「お役立ちリンク集」のサービスを終了する。

2016年度

2017年3月31日現在
会員数: 施設・団体 343 個人会員 15,206名(A会員:14,894名、B会員:312名)

2016年度の出来事
2016年04月 サピエ図書館システムの新しい機器への入れ替え

2017年度

2018年3月31日現在
会員数: 施設・団体 363 個人会員 16,015名(A会員:15,663名、B会員:352名)

2018年度

2019年3月31日現在
会員数: 施設・団体 382 個人会員 16,942名(A会員:16,539名、B会員:382名)

2019年度

2020年3月31日現在
会員数: 施設・団体 393 個人会員 17,832名(A会員:17,363名、B会員:469名)

2019年度の出来事
2019年06月 目録サーバをはじめとする各種サーバの増強
2020年03月 サピエ図書館リニューアル・TRC-Tタイプデータに切り替え
全視情協がAEとしての業務を開始
(注)AE(Authorized Entity、オーソライズド・エンティティ)とは、マラケシュ条約締約国の代表機関として、他国のAEと、「利用しやすい様式の複製物の 輸出入」を行う団体のこと。日本では、国立国会図書館と全視情協が担当している。

2020年度

2021年3月31日現在
会員数: 施設・団体 419 個人会員 18,559名(A会員:18,037名、B会員:522名)

2021年度

2022年3月31日現在
会員数: 施設・団体 437 個人会員 19,256名(A会員:18,653名、B会員:603名)

2021年度の出来事
2022年03月 ドコモ携帯電話向けのiモードで提供していた「サピエモバイルポータルサイト」とらくらくホン専用のiモードアプリ「サピエモバイルデイジー」のサービス提供を2022年3月7日(月)午前3時で終了
データのダウンロードを exe 形式から zip 形式に変更

2022年度

2023年3月31日現在
会員数: 施設・団体 459 個人会員 19,951名(A会員:19,253名、B会員:698名)